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プレスリリース
2024.08.26
リバネスグループは、株式会社リバネスキャピタルと144 Ventures Pte.Ltd.を通じて、Entomal Biotech Sdn. Bhd.(本社:マレーシア・クアラルンプール、CEO/CTO:Pui Wee Kong (Vic)、以下「Entomal社」)に出資しました。
Entomal社は、「循環型経済の統合システムを通じて、昆虫工学を用いた持続可能で費用対効果の高いバイオ廃棄物再生手法を推進する」というビジョンのもと、アメリカミズアブの幼虫を利用した有機廃棄物の処理とその副産物の創造的再利用に取り組むバイオテクノロジーベンチャーです。
同社は、コンパクトな輸送用コンテナ内でアメリカミズアブの幼虫の本来の能力を活用し、7日間で食品や有機廃棄物を貴重な資源に変換することができるEntomal Mobile Bio-Conversion System(EMBC)を開発しました。この分散型のシステムにより、地球上に増大する有機廃棄物の問題を解決し、環境への負荷を低減する循環型経済の推進を目指しています。
このたび、リバネスグループは、気候変動、土壌劣化、生物多様性の喪失などの重要な課題と有機廃棄物のない持続可能な社会に取り組むEntomalのビジョンに共感し、出資しました。
Entomalは今回の資金調達により、新しい施設の設立や研究開発に注力し、事業の拡大を図る予定です。
リバネスグループは、今後も、あらゆる分野に関するディープイシューを解決するディープテックを生み出し、地球貢献を実現してまいります。
Entomalについて
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