TOP > プレスリリース > リバネスキャピタル、マレーシア国民大学(UKM)発の農業研究開発に特化したベンチャーNomatech Sdn. Bhd.に出資
プレスリリース
2023.03.29
リバネスグループは、株式会社リバネスキャピタルを通じて、マレーシア国民大学(UKM)発ベンチャーのNomatech Sdn. Bhd.(本社:マレーシア、代表取締役社長CEO:Prof. Dr. Wickneswari Ratnam)に出資しました。
Nomatech Sdn. Bhd.は、「農家、農業起業家、家庭菜園家のために、消費者のニーズを満たす優れた植物を生産する最先端の研究開発革新型農業企業」をビジョンに掲げ、農業研究とその最終製品である高品質・高収量の赤米・白米の開発事業に取り組んでいます。
リバネスグループでは、2020年にGlocalink Singapore Pte. Ltd.を通じて出資しておりましたが、この度、革新的かつ継続的に研究開発を行い、市場性のある優れた作物の生産に取り組むNomatech Sdn. Bhd.のビジョンに共感し、株式会社リバネスキャピタルを通じて追加出資をしました。
同社が栽培に注力するPrimera Red Riceは、アントシアニンを豊富に含む特殊な穀物で、その赤色は玄米の約10倍もの抗酸化力を発揮します。さらに、水稲の収穫量を増やして農家の経営改善に寄与するのみならず、マレーシアおよび世界で増加する糖尿病患者に適した低GI品種(低血糖指数米)でもあります。マレーシア政府でも国産米生産を促進する方針を打ち出しており、Nomatechでは半島マレーシアにおける作付面積の拡大や生産コストの最適化等を中心に、事業・研究活動の拡大を狙います。
リバネスグループでは、Nomatech Sdn. Bhd.の取り組みが地球貢献の実現につながると考え、今回の資金調達により、日本および東南アジアを中心としてNomatechの事業を加速させてまいります。
リバネスグループは、今後も、農業研究開発に関するディープイシューを解決するディープテックを生み出し、地球貢献を実現してまいります。
<Nomatech Sdn. Bhd.について>
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